英文メールの宛名の書き方【すぐに使えるビジネス英語】

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英文メールを送る際に、宛名は必須です。

特に、ビジネスシーンでは、失礼のないように注意する必要があります。英文メールの宛名は、非常に重要なので例文とともに覚えておきましょう。

目次

英文メールの宛名はDearだけ

英文メールの宛名の書き方は、非常に簡単です。「Dear A,」だけです。

Aには、「個人名」や「部署・役職」「会社名」などが入ります。(ビジネスシーンでは、個人名で送ることが多いです)

    ①Dear +個人名

    個人名の場合は、「Dear +敬称+個人名」を使います。敬称は、Mr.やMs.のことです。女性の場合、既婚あるいは未婚の場合で言い方が変わりますが、どちらも「Ms.」を使うことが可能です。

    • Mr:男性全般
    • Ms:女性全般
    • Mrs:既婚女性
    • Miss:未婚女性
    Dear Mr. James,
    ジェームス様へ
    Dear Ms. Smith,
    スミス様へ

    ②Dear +部署・役職

    個人名がわからない場合は、「Dear +部署・役職」を使います。

    Dear Marketing Department,
    マーケティング部門の皆様へ
    Dear Sales Manager,
    営業マネージャーへ

    覚えておくべき部署

    • Sales Department:営業部
    • Personnel department/HR Department:人事部
    • Customer Support Team:カスタマーサポートチーム
    • Finance Department:財務部
    • Research and Development:研究開発部
    • IT Department:ITチーム

    覚えておくべき役職

    • Manager:マネージャー
    • Director:ディレクター
    • CEO:最高経営責任者
    • COO:最高執行責任者
    • CFO:最高財務責任者
    • CTO:最高技術責任者
    • President:社長
    • Vice President:副社長
    • Project Leader:プロジェクトリーダー
    • Team Leader:チームリーダー
    • Department Head:部門長
    • Supervisor:スーパーバイザー
    • Coordinator:コーディネーター

    ③Dear +会社名

    個人名、部署・役職がわからない場合は、「Dear+会社名」を使います。

    Dear ABC Company,
    ABC会社様
    Dear ABC Trading Co.,LTD
    ABC商事様

    ④複数人の場合

    複数人の場合には、「Dear +A and B,」になります。

    Dear Mrs. Lisa and Mrs. Naomi,
    リサ様、ナオミ様へ
    Dear Mr. James and Mr. Smith,
    ジェームズ様、スミス様へ

    複数の男性を表す昔の言い方

    Dear Messrs. James and Smith,
    ジェームズ様、スミス様へ

    「Messrs.」は複数の男性を敬称で指す際の伝統的な形式で、現代のビジネスシーンでは一般的ではありません。

    ⑤担当者が不明の場合

    担当者が不明の場合には、「To Whom It May Concern,」を使っておけば問題ないでしょう。

    To Whom It May Concern,
    担当者様へ
    Dear Sir or Madam,
    担当者様へ

    こちらは、非常にフォーマルで、古典的な表現。正式な文書や公的な手紙でよく使われます。

    「宛名」に関する注意点

    1. 海外のビジネスシーンでは、相手の名前を間違えたり、適切ではない敬称を使うと非常に失礼な印象を与えるので注意が必要です。
    2. 日本のビジネスメールとは異なり、海外のメールではフレンドリーなトーンが多く用いられることがあります。ただし、相手や状況によってはフォーマルな言い回しを選ぶ必要があります。
    3. 書き出しには、メールの目的を簡潔に表現することで、相手に内容をすぐに理解してもらう助けとなります。
    4. 特定の企業や業界、国によっては異なる役職名や部署名が存在することがあります。相手の名前が分かる場合は、可能な限りその人の名前を使用する方が丁寧です。
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