英語の名詞とは?【名詞句や名詞節もわかりやすく解説】

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英語の名詞とは?

apple

名詞とは、人や物の名前のことです。

英語では、名詞の種類は5つあります。覚える必要はないので、「5つの種類があるんだ」と知っておけばOKです!

  1. 普通名詞:apple(りんご)やorange(オレンジ)などの一般的な名詞
  2. 集合名詞:family(家族)やcompany(会社)などの特定の集団を表す名詞
  3. 物質名詞:water(水)やpaper(紙)など、物質・材料を表す名詞
  4. 抽象名詞:money(お金)やlove(愛)など、感情や概念など抽象的なものを表す名詞
  5. 固有名詞:人名や国名などの固有の名詞

名詞の可算名詞・不可算名詞

名詞には、可算名詞と不可算名詞の分類があります。

  • 可算名詞:数えられる名詞
  • 不可算名詞:数えられない名詞

可算名詞

可算名詞は数えられる名詞なので「a」や「an」を付けます。2つ以上であれば、「two」や「three」などの数詞を付けます。

  • a dog(1匹の犬)
  • two dogs(2匹の犬)
  • three dogs(3匹の犬)

不可算名詞

不可算名詞は数えられない名詞なので「a」や「an」を付けることはできません。

  • air(空気)
  • water(水)
  • rice(お米)
  • information(情報)
  • advice(アドバイス)
  • music(音楽)

可算名詞の量を示したい場合には、「a glass of(グラス1杯の)」「a bottle of(1瓶の)」「a cup of(1カップの)」などを使います。

Can I have a glass of water?
水を1杯いただけますか?
Can I have a bowl of rice?
お米を茶碗1杯いただけますか?

名詞の単数・複数

英語の名詞には、単数と複数の使い分けがあります。可算名詞は、数えられる名詞なので単数なのか複数なのかを示す必要があります。

名詞の単数形

I have a pen.
私はペンを持っています。

名詞の単数形は、「a +単数形」で「1つの◯◯」と表現されます。「a pen」なので「1本のペン」という意味です。

名詞が母音(あいうえお)の音で始まる場合は、「a」ではなく「an」を使います。

  • an apple(りんご)
  • an elephant(ゾウ)
  • an egg(卵)
  • an hour(1時間)

名詞の単数形

I like chicken.
私は鶏が好きです。

「a」が付かず、名詞が単数形だけで使われている場合、その名詞の「概念やコンセプト」を表します。

つまり、この場合「chicken=鶏全般=鶏肉料理」と考えることができます。

名詞の複数形

I have many friends.
私にはたくさんの友人がいる。

名詞の複数形は、名詞に「s」を付けます。「friend」の場合、「friends」となります。

ほとんどの名詞の複数形は「s」を付けるだけですが、少し変わったパターンもあります。すべて一気に覚える必要はありません。英語を勉強していく中で使い分けは自然にできるようになります。

①「es」を付ける
語尾が「-s, -sh, -ch, -o, -x」
bus(バス)→buses
box(箱)→boxes
dish(皿)→dishes
watch(時計)→watches
tomato(トマト)→tomatoes
potato(じゃがいも)→potatoes
hero(ヒーロー)→heroes
②「y」が「ies」に変わる
語尾が「子音+-y」
city(都市)→cities
hobby(趣味)→hobbies
family(家族)→families
baby(赤ちゃん)→babies
③「f」「fe」が「ves」に変わる leaf(葉っぱ)→leaves
knife(ナイフ)→knives
④特殊な形 man(男性)→men
woman(女性)→women
child(子ども)→children
tooth(歯)→teeth
⑤単複同形
(単数形と複数形が同じ)
fish(魚)→fish
sheep(羊)→sheep

名詞句と名詞節

名詞句

名詞句は、S(主語)V(動詞)構造が含まれない語句の集まりで「名詞」として機能します。主語や目的語として使われます。

To play soccer is fun.
サッカーをするのは楽しい。

「To play soccer」が名詞句にあたります。

It is difficult to speak English.
英語を喋るのは難しい。

「to speak English」が名詞句にあたります。

名詞節

名詞節は、S(主語)V(動詞)構造を含む語句の集まりで「名詞」として機能します。主語や目的語として使われます。

I don’t understand what you said.
あなたが言ったことを理解できません。

「what you said」が名詞節にあたります。名詞節の中は、「S=you」「V=said」の構造になっています。

I think that studying English is difficult.
私は英語を勉強することは難しいと思います。

「that studying English is difficult」が名詞節にあたります。名詞節の中は、「S=studying English」「V=is」「C=difficult」の構造になっています。

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