第2文型（SVC）を例文で解説【よく使う動詞も覚えよう】

おさらい：文型とは

英語には5つの文型があります。（文型とは、文の型のこと）

第2文型とは

第2文型とは、「S（主語）＋V（動詞）＋C（補語）」のことです。

• I＝主語
• am＝動詞
• student＝補語

このように、S（主語）とV（動詞）とC（補語）で、成り立つ文章のことを第2文型と言います。

補語とは？

補語とは、「主語を説明するもの、補うもの」です。上記の例文で言うと、「私＝学生」となっています。

つまり、 第2文型は「S＝C」という関係になります。また、補語になるのは、名詞または形容詞だけです。

• I am Tom.（私はトムです。）：名詞が主語の説明をしている
• I am good.（私は元気です。）：形容詞が主語の説明をしている

第2文型をとる動詞

第2文型をとる動詞は、大きく3種類に分けることができます。

ここですべて覚える必要はありません。「この動詞が第2文型になるのか！」と理解できればOKです。

1. 状態を表す動詞
2. 変化を表す動詞
3. 感覚を表す動詞

①状態を表す動詞

状態を表す動詞
be	〜である	I am happy.	私は嬉しいです。
look	〜に見える	He looks happy.	彼は嬉しそうに見える。
seem		He looks sad.	彼は悲しそうに見える。
appear		He appears well.	彼は調子が良さそうに見える。
keep	〜のままである	He kept silent.	彼は黙っていた。
remain		He remains silent.	彼は黙っている。
lie	〜の状態で横になる	He lay still.	彼はじっと横たわっていた。

②変化を表す動詞

変化を表す動詞
become	〜になる	She became famous.	彼女は有名になった。
get	〜になる	She got angry.	彼女は怒った。
turn		The leaves turn yellow.	紅葉した。
grow		She grew old.	彼女は年をとった。
make	〜になる	She made merry.	彼女は陽気にふるまった。
come	〜になる	The dream come true.	夢が実現した。
go	〜になる	This apple went bad.	りんごは腐った。
fall	〜になる	She fell asleep.	彼女は眠ってしまった。

③感覚を表す動詞

感覚を表す動詞
smell	〜のにおいがする	It smells sweet.	甘いにおいがする。
taste	〜の味がする	It tastes good!	おいしい！
feel	〜の感じがする	I feel tired.	疲れを感じる。
sound	〜に聞こえる	It sounds great!	いい案だ！

第2文型の問題

【問題】それぞれの文章が何文型か答えてください。

(1) He is kind.
彼は親切です。

(2) He looks tired.
彼は疲れているようだ。

(3) I study English.
私は英語を勉強する。

(4) He is famous.
彼は有名です。

(5) This flower smells sweet.
この花は甘いに匂いがする。