「bring up」の意味は育てるだけ?【bring me upなどの使い方を例文で解説】

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「bring up」の意味と使い方

bring up
熟語①育てる ②〜を持ち出す、〜を話題に出す

bring upは、

  1. 育てる
  2. 〜を持ち出す、〜を話題に出す

この2つの意味を持ちます。

語源は、「bring(持ってくる)」「up(上に)」という意味から来ています。イメージしやすいですよね。

①育てる

「bring up」は、「人を育てる」「育て上げる」という意味になります。特に、子供を大人になるまで育てるというニュアンスで使われることが多いです。

My aunt and uncle brought me up after my parents passed away.
私の両親が亡くなった後、叔父と叔母が私を育ててくれました。
She brought up three children on her own.
彼女は1人で3人の子供を育て上げた。
She was brought up in a strict household.
彼女は厳格な家庭で育てられました。

②〜を持ち出す、〜を話題に出す

この使い方は、何かのトピックや問題を提起する、話題にするという意味になります。会話や会議などの中で、特定の話題や問題を取り上げるときに用います。

I’d like to bring up a new idea at the meeting.
会議で新しいアイディアを提案したいです。
Why don’t you bring it up at the meeting?
会議でそれについて話題に出したら?
I’d like to bring up the topic of our upcoming marketing campaign.
私は、今後のマーケティングキャンペーンのトピックを取り上げたいと思います。
Please don’t hesitate to bring up any concerns you might have.
懸念点があれば、遠慮せずに取り上げてください。
Before we conclude, I want to bring up one last point.
終わる前に、最後の1点について取り上げたいと思います。
知っ得!

「bring A up」や「bring up A」のように、名詞を置く場所が違うのはなぜでしょうか?

「bring up」は句動詞の一つです。

句動詞は、目的語が「それ」「これ」「彼」「彼女」などの代名詞の場合、「bring」と「up」の間に置かれ、名詞の場合、「bring up」の後に置きます。

  • bring it up:それを取り上げる
  • bring up the topic:トピックを取り上げる

「bring up to」も覚えておこう!

「bring up to」は、あるレベルや標準、期待値まで何かを持ってくる、または引き上げるという意味を持つ熟語です。

物理的なものや抽象的な概念(例:知識、スキル、品質など)のレベルや状態を向上させる文脈で使います。

He needs to bring his score up to 80 to pass.
彼は合格するためにスコアを80まで上げる必要があります。
We need to bring our equipment up to the latest standards.
私たちは、機器を最新の標準に合わせる必要があります。
The teacher helped him bring his grades up to an acceptable level.
教師は彼が成績を許容レベルまで引き上げるのを助けました。
They’re bringing the new recruits up to speed with intensive training.
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